先に報じた記事の続報である。
南モンゴルで、土地の強引な収用に抗議する牧畜民が北京へ出発
軍事基地計画による土地の強引な強制収容に抗議するため北京へ直接赴いていた牧畜民は、北京にて「話し合いを持つ」との説得を行われ、それを信じ故郷に戻った。
しかし当局はその約束を守らず、牧畜民との話し合いの機会を持っていない。
こうした状況への怒りは、ドゥルベド旗の旗政府前での抗議活動、街でのデモ行進という形で当局に示されている。
かつて南モンゴルで活動を先導したのは知識人であったが、今や牧畜民ひとりひとりが不当な行いに対しては声を上げる時代となっている。