19年間の獄中生活から解放され、昨年12月に解放された南モンゴルの人権闘士ハダ氏。そのハダ氏に海外メディアは取材を試みようとしているが、中国当局はその取材に神経をとがらせており、執拗な監視によって記者の妨害、時には追放行動までとっている。
http://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/wufakaojinhada-02232015041029.html
こちらはフランスの記者がハダ氏に取材を試みたところ、警察に拘束され、フフホト市から追放されたという記事である。
また本日はいった情報によると、カナダの記者がハダ氏に取材を試みようとし、まず妻のシナー女史と息子のウィレスさんにインタビューをしていた。ハダ氏もそこに加わろうとしたところ、十数人もの警察が待ち構えておりハダ氏を拘束、さらにウィレスさんも拘束した。現在ハダ氏は解放されたとのことだが、ウィレスさんは未だ当局の拘束下にあるとのことである。
以下の画像は、当局に拘束されるときハダ氏が海外の南モンゴル人に緊急事態を伝えるために送ってきたメッセージである。
これらの事件からも、中国当局はハダ氏の発するメッセージが国際社会に届くことを極度に恐れていることがうかがえる。