化学工場に抗議する南モンゴル人を警察が攻撃、150人以上ケガ | 一般社団法人 南モンゴル自由民主運動基金 Webサイト

化学工場に抗議する南モンゴル人を警察が攻撃、150人以上ケガ


先週土曜日(4月4日)の午後、南モンゴルのナイマン旗当局は、500名の警察を派遣し、ナイマン旗化学加工工場区の公害、地下水汚染のため抗議していた200名ほどの地元村人を攻撃。100人ほどの村人が怪我をし、50人ほどの村人を逮捕した。これは10年近く前から同地でつづいた化学工場による汚染に対して、現地の南モンゴル人が抗議活動を行っていたものである。現地では子どもの奇形などが多発し、ついに人々の怒りが爆発、工場に繋がる道を占拠して抗議活動を行っていたところを警察によって暴力的に排除されたのである。

情報によれば、今日(4月6日)、ナイマン旗の旗立病院は怪我した人たちを入院させていないという(公安局の通知があるため)。けが人は150人以上にのぼり、足などが折れた人も何人かいるということだ。さらに、警察が増え2000~3000人になったという。