拘束のアルマズ氏、25日に釈放。全世界のモンゴル人に団結を呼びかける | 一般社団法人 南モンゴル自由民主運動基金 Webサイト

拘束のアルマズ氏、25日に釈放。全世界のモンゴル人に団結を呼びかける


先月16日以降音信不通になっていた南モンゴルの人権活動家アルマズ氏は、25日の夜に釈放されて帰宅した。アルマズ氏によると、16日の午前中に逮捕され、通遼市まで連行され、そこで10日間にわたって拘束されて取調べを受け、尋問内容は6年前の汎モンゴル民主協会事件にまで及んだという。また、この事件が原因でパスポートを発行できないと言われた。帰宅後も、ほぼ毎日彼の診療所の前には公安関係者の男が立っており、人々の出入りを監視している(写真)。

現在アルマズ氏はインターネットの利用を厳しく制限されているため、南モンゴル人権保衛同盟のスタッフを通じて、国外のモンゴル人同胞に対して以下の声明を出すように依頼した。

モンゴル人に団結を呼びかけます。

我々モンゴル人は、直ちに内紛を止め、総力を結集して、南モンゴルのために同じ目的をもって闘いましょう!

国内のモンゴル人は厳しい状況にも関わらず、逮捕されたり、監禁されたり、時には命さえ顧みずに闘っているというのに、国外のモンゴル人は団結できないのでしょうか?

国外のモンゴル人が、素晴らしい自由な国に住んでいながら潰し合っているのを見て、国内のモンゴル人はどう思うでしょうか?皆さんは民主主義の国に住んでいるのですから、どうか民主的に解決してくれることを願っております!

アルマズ 2015年8月1日


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